nogaさんの日記

(Web全体に公開)

2018年
08月10日
03:36

長期政権



>※本稿は、佐藤優、片山杜秀『平成史』(小学館)の第6章「帰ってきた安倍晋三、そして戦後70年 平成25年→27年」の一部を再編集したものです。
(略)
>【片山】(苦笑)。弱い野党と新薬のおかげの長期政権というのは、とてもシンプルで分かりやすい。安倍内閣の本質を端的に表現しています。>発言に哲学やイデオロギーが感じられない

弱い野党と潰瘍性大腸炎の新薬が、哲学とイデオロギーの政治的役割を果たしているということですね。

>【佐藤】インテリジェンスの世界で人物を調べるときには20歳前後を徹底的に調べます。この時期に人格が完成する。20歳で女ったらしは50歳になっても女好き。20歳でウソつきは50歳になってもウソをつく……。死ぬような大病をしたり、投獄されたりしない限り、人格は変わらない。ちなみに、彼の20歳前後は、成蹊大学でお友達に囲まれながら、恵まれた学生生活を送っていた。だから安倍が50歳を超えて変わるということはない。人間としては、第一次政権時から何も変わっていないんですよ。

そうですね。代り映えがしないですね。

>片山さんは安倍首相をどのように見ていますか?

安倍首相に限らず、日本人は大体において日和見主義者ですね。‘私は絶対に日本人を信用しない。昨日までの攘夷論者が今日は開港論者となり、昨日までの超国家主義者が今日は民主主義者となる。これを信用できるわけがない’  (あるアメリカの国務長官)

>彼の発言に哲学やイデオロギーは感じられない。

日本人は、’考える人’ になることは難しいですね。
全ての考えは、文章になる。文章にならないものは考えではない。
矛盾を含まない文章は、すべて正しい考えを示している。だから、正しい考えは、唯一ではない。矛盾を含む文章は、その矛盾を訂正すれば、正しい考えになる。現実は、頭の外にある。その内容を見ることができる。
非現実・考えは、頭の中にある。その内容を見ることができない。ただの話である。文章内容には、理解が必要である。
日本人の判断では、現実・事実の内容は本当のことになる。だから、実学・技術は信頼できる。非現実・考えの内容は、嘘になる。だから、虚学?・哲学は信じられない。
かくして、無哲学・能天気の民は出来上がる。考え・哲学は、想定外になっている。日本のインテリには、力がない。日本人には信じられないこと (=きれいごと) を話すからである。これでは説得力がない。
現実の世界 (この世) は一つである。
非現実の世界 (あの世) は三つある。過去・現在・未来の三世界である。
日本人は、現実の世界しかないから、他の世界には移動できない。保守的である。死守・玉砕型である。
英米人は、現実のほかに非現実の三世界があるので、心理的に余裕がある。来るべき世界・未来の世界に移動することも努力の視野に入っている。地球大改革も火星への移住も真面目に考えることが可能である。
英文法には時制というものがあって、非現実・考えの三世界が別々に作文できる。過去・現在・未来の三世界は、時制の一致 (the sequence of tenses) のルールに守られて、各々独立した世界を描き出している。文章があれば、その内容は脳裏に定着可能である。かくして、非現実の内容は学問になる。
日本語文法には、時制がないので、非現実の世界は想定外になっている。現実ばかりの日本人は、ナウな感じの人となる。
我々日本人は、日本語と英語の両方を学ぶべきである。時制のある言語とない言語の二刀流を習得すれば、我々は鬼に金棒の民族になる。今のままでは、ひ弱な花か。

>部分部分には思想も歴史観もあるのですが、そして支持する人も反対する人もその部分部分に反応して、すばらしいとかけしからんとか言い合うのですが、全体を見ると辻褄が合わないことばかりで。

各人に哲学は必要である。Everyone needs a philosophy. そうでなければ、我々は烏合の衆になる。民主主義は、衆愚政治になる。

>外交なら日本独自路線と対米従属路線と多極化路線が混在しているし、経済でもケインズ主義なのかハイエク主義なのかマネタリズムなのか、やはり混在しているし、文化的にも都合次第で開国的だったり鎖国的だったりする。

非現実 (哲学) の内容がなければ、矛盾を淘汰できない。現実ばかりでは我々は現実に流される。日和見主義にならざるを得ない。浅薄な人間にとどまって、思慮深い人間には変身しない。

>憲法改正でも何を変えたいのか、こだわりに乏しいし、教育や医療や高齢化社会対策でも、民間任せ・自己責任路線と福祉国家の継続路線とが適度にないまぜになっていて、支持勢力みんなの要求をいびつにブレンドして矛盾にも無頓着なように思われるのです。

そうですね。昔話の ‘花咲じじい’ の感じですね。

>リンクより



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